「活性水」という表現が2箇所で使われているのですが、これはいったいナンなのでしょうか?
日本ルナ社のホームページを閲覧して、その答えを得ようとしましたが、2006/4/25現在では、このヨーグルトに関する掲載がありませんでした。※商品一覧にもありませんでした。
いわゆる”ウケる雰囲気”だけ醸し出そうということと推察しますが、あまりにも”軽い”表現だったので、非常に気になりました。
「製造で使用する水に、」←製造のどのプロセス?そもそもヨーグルトに入ってるの?
「こだわりの」←どういう点で?
「おいしい水:活性水」←活性水って何?活性水っておいしいの?
「を使用しています。」←どのくらい使ってるの?数%気持ちだけ?それとも100%?
どうしようもなく、寂しい気持ちがしてなりませんでした。
「ああ、こんないかにも軽い表現で消費者が興味を惹くって思ってんだなあ。。。」という感じです。
天然水、自然の水、軟水、硬水、ミネラルたっぷりの水、甘い水、なめらかな水、舌ざわりのいい水...水に関する表現は既に出尽くした感がある中で探し当てた言葉が、たまたま”活性水”であって、何の疑問もなく”目新しそう”若しくはそれこそ”おいしそう”に聞こえるということで使用が決定されたとすれば、もう何も言う気にもなれません。
人を惹き付ける努力をすること、を、とにかくデッチあげでも”雰囲気作り”に精を出すことと、プロモーションの意味を履き違えている例など、今の世の中にはゴマンとあって、指摘するほどのことでも本来ないのですが、最近にないほど違和感を覚えたもので、書いてしまいました。
だいたい”活性水”という言葉が、化学的にはどういう意味を持つものなのか、ということまでの論議をしようとも思いませんが、あんまりヒドかった(と、私は思えた)ので、敢えて取り上げてみました。
製造元の日本ルナ社か、コンサルティング会社か、広告代理店の何れかが考えたのでしょうが、もうちょっとナンとかして欲しいなあと思いました。
せっかくイイ商品を作っている日本ルナ社なのになあ、ということで余計に残念だったのです。
※化学的には、この表現は誤っています。
推察するには、「おいしい水」→「水クラスターの小さい水」→→それを強引に「活性水」と表現しているのではないかと思いますが、だとすればこれは明らかに間違いです。
本来、”活性”という言葉は単独では使われず、”活性が高い”若しくは”活性が低い”という言葉で完結した意味になることで使われます。しかし、便宜的に”活性が高い○○”というのを、簡略化して”活性○○”と表現することもありますが、それが許されるのは一般的に容易に類推できる場合か、簡略化することが慣例化している場合に限られます。
そして、そもそも、”活性が高い”とは、通例、”反応性が高い(=不安定である)”という意味で使われます。確かに、水クラスターの小さい水は、通常の水では示さない各種の性質を示すことが一般的に知られており、舌に存在する味を感じる細胞に対して従来の水とは異なった作用をする可能性もあるのかもしれません(私は不勉強で知りません)が、だからと言って、”活性”という言葉を使うに相当するかどうかは疑問です。まさか「舌に対して活性」という意味合いで使っているのではないとは思いますが(と言うより、思いたいですが)。
それとも、”何かミネラル成分が豊富な水”のことを活性水と呼んでいるのでしょうか。もしそうだとすれば、メチャクチャな話です。
結局、化学の話にこだわってしまいました。。。 |